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セルロース廃資源糖化試験装置による研究,IV; 培養装置の特性およびトリコデルマ菌の培養

Study on saccharification of cellulosic wastes with bench scale test plant, 4; Characteristics of the culture equipment and culture for trichoderma reesei

笠井 昇; 玉田 正男; 熊倉 稔; 嘉悦 勲*

Kasai, Noboru; Tamada, Masao; Kumakura, Minoru; Kaetsu, Isao*

本報告は、培養装置の特性およびトリコデルマ菌の培養条件について調べた結果をまとめたものである。培養装置は、セルロース廃資源の糖化醗酵への放射線利用技術の開発のテーマの基で、昭和57年3月に設置されたセルロース廃資源糖化試験装置の1つのユニットプロセスである。この装置はベンチスケールで、セルラーゼ酵素液を得るために使用する。本研究では、酵素液サンプリングの自動化動作、クリーンブースによる汚染粒子の除去、培養での雑菌汚染に帯する対策およびトリコデルマ菌の培養における通気量と攪拌の影響などを調べた。汚染を防ぐクリーンブース内で長期間雑菌汚染されず培養液を供給し、連続培養する操作技術を確立した。また、培養槽内を雑菌汚染させず、一定時間毎に自動的に酵素液をサンプリング出来ることがわかった。トリコデルマ菌のバッチ培養において空気量4l/min以上、攪拌翼の回転数250rpmで攪拌することにより高い酵素活性を持った培養液の得られることが明らかに成った。

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