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群分離法の開発: ジルコニウムとモリブデンのDIDPA抽出剤からのシュウ酸溶液による逆抽出挙動

Development of partitioning method: Behavior of zirconium and molybdenum in back-extraction with oxalic acid solution from DIDPA solvent

白橋 浩一 ; 森田 泰治  ; 久保田 益充

Shirahashi, Koichi; Morita, Yasuji; Kubota, Masumitsu

0.5M DIDPA溶媒に抽出されたZrとMoのシュウ酸溶液による逆抽出挙動を調べた。Zrはシュウ酸濃度0.8Mでは逆抽出が可能な分配比0.697を示した。Zrの分配比は、シュウ酸濃度0.1Mから0.8Mの範囲では、シュウ酸イオン(C$$_{2}$$O$$_{42-}$$)濃度の3乗に、水素イオン濃度の4乗にそれぞれ反比例した。このことから、Zrは、シュウ酸溶液中でZr$$_{m}$$(OH)$$_{4m-4}$$(C$$_{2}$$O$$_{4}$$)$$_{32-}$$の化学形で存在していると推定される。Moはシュウ酸濃度0.5Mで逆抽出可能な分配比0.05を示した。Moの分配比は、C$$_{2}$$O$$_{42-}$$濃度の1乗から2乗に、水素イオン濃度の1乗あるいは2乗にそれぞれ反比例した。Moは、H$$_{2m+2}$$(MoO$$_{4}$$)$$_{m2+}$$あるいはH$$_{2m+1}$$(MoO$$_{4}$$)$$_{m+}$$(m=1あるいは2)にC$$_{2}$$O$$_{42-}$$が1あるいは2分子配位した化学形でシュウ酸溶液中に存在しているものと考えられる。

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