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Uranium nitride chloride UNCl; 30K-class ferromagnet with layered structure

ウラン窒化塩化物; 層状構造を持った30Kクラスの強磁性体

中村 彰夫; 赤堀 光雄; 小川 徹; Huntelaar, M. E.*

Nakamura, Akio; Akabori, Mitsuo; Ogawa, Toru; Huntelaar, M. E.*

ウラン窒化塩化物UNClは、最近塩素二重層間へのリチウム挿入により電子ドープされ臨界温度26Kまでの高温超伝導体になることが発見された(Zr,Hf)NCl系に類似の二次元層状構造を有している。われわれの行った本系の比熱測定の結果、32K近傍でラムダ型の比熱ピークの存在が明らかになった。本研究では、磁化測定により、これが局在性の4価ウランの強磁性相転移であることを明らかにしたので、その結果を報告する。2Kでの飽和磁気モーメント約1.56ボーア磁子,ワイス温度26K,常磁性有効磁気モーメント3.00磁子の値が、それぞれ得られた。これらの値は、歪んだ陰イオン8(ないし9)配位(4(ないし5Cl+4N))結晶場中での4価ウランの値として矛盾のないものである。

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パーセンタイル:6.23

分野:Physics, Condensed Matter

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