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パッケージ照射におけるかまぼこの吸収線量分布

Dose distribution of Kamaboko on package irradiation

久米 民和; 橘 宏行; 青木 章平; 佐藤 友太郎*

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貯蔵期間の延長を目的としたかまぼこの$$gamma$$線照射処理に関する研究が進められている。本実験では、かまぼこのパッケージ照射実用化のための照射条件を明らかにするため、パッケージ内かまぼこ中の吸収線量分布と線量均一度について検討した。パッケージとしては市場流通に用いられている14$$times$$27$$times$$38cmのダンボール箱を用い、線量計としては鉄線量計を用いた。かまぼこによる吸収線量減衰率は2$$times$$10$$^{5}$$、5$$times$$10$$^{4}$$、1$$times$$10$$^{4}$$rad/hrの各線量率でほぼ一致した結果が得られた。厚さ14cmのパッケージを用い、3$$times$$10$$^{5}$$rad/hrの線量率で反転照射したときのパッケージ内の奥行方向の線量均一度は1.16であった。高さ方向の空間の線量均一度は1.11であり、全体の線量均一度はこれらの値から近似的に1.29と求められた。包装紙・板付のままかまぼこを照射した場合には、線量均一度は1.12と小さい値が得られた。安全性試験用のかまぼこを用いて、かまぼこによる吸収線量減衰率から求めた線量均一度の計算値は実測値とよく一致した。

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