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Thermal ion-molecule reactions in oxygen-containing molecules, Condensation elimination and addition reactions in simple aliphatic ketones

含酸素化合物の熱平衡状態でのイオン-分子反応、脂肪族ケトンにおける縮合-脱離および附加反応

熊倉 稔; 杉浦 俊男

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脂肪族ケトン化合物として簡単な分子構造のものについてJ-O-F質量分析計を使用してイオン-分子反応を研究した。電子衝撃によって生成される主なイオンのイオン化ポテンシャルおよび出現電圧はRPD法によってイオン化効率曲線から快定された。ケトン化合物からのRCOR$$^{1}$$$$^{+}$$は縮合-脱離反応によって中性分子にプロトン、アルキルイオンおよびアシルイオンが結合した生成物を生ずる。RCO$$^{+}$$は附加反応によってアシル化イオンを生成することから明らかになった。RCOR$$^{1}$$$$^{+}$$とRCO$$^{+}$$によるアシルイオン移動反応の速度定数はアルキル基の炭素数の増加と共に増大し、RCOR$$^{1}$$の速度定数はRCO$$^{+}$$のそれに比較して著しい。これらは中性分子の分極率の効果によって説明できる。一方RCO$$^{+}$$は縮合-脱離反応によってアルキルイオン化分子を生成しイオンの反応性は分極率および運動エネルギーに依存した。

no abstracts in English

使用言語

 :

English

掲載資料名

 :

J.Phys.Chem.

巻

 :

82

号

 :

6

ページ数

 :

p.639 - 643

発行年月

 :

1978/06

発表会議名

 :

開催年月

 :

開催都市

 :

開催国

 :

キーワード

 :

脂肪族ケトン; 熱平衡状態; 縮合-脱離

特許データ

 :

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