電線・ケーブル絶縁材料のLOCA環境劣下における同時法と逐次法との比較

Comparison of simultaneous and sequential methods in the degradation of insulating materials for wires and cables under simulated LOCA

not registered; Yoshida, Kenzo; not registered; not registered; not registered; Machi, Sueo

原子力発電所用電線ケーブル絶縁材料の劣化をSEAMATE-IIを用いて行った。 SEAMATE-IIの装置事自体について、設計時に予定した性能が得られることを確認した。注目した性能は、急速過熱により所定の温度にまで達する時間と、試料位置における空間線量、及びその分布である。実測では、室温より150 $^{circ}$ Cまで3秒、200 $^{circ}$ Cまで35秒で上昇する。また、10KGy/hの線量率で、その均一度も1.1である。その他の性能についても満足できる結果が得られた。本装置を使用して得られた結果の一部として、PWR-LOCA模擬条件下における実用配合試料(シート状)の同時法(放射線とその他の環境を同時に与える)と逐次法(両者を別々に与える)による劣化状況を比較したことを示した。伸びの変化を指標とした場合、その低下が大きすぎて、明確な結論が出せないことがわかった。

no abstracts in English

使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	EIM-80-98
巻	:
号	:
ページ数	:	p.57 - 64
発行年月	:	1980/00
発表会議名	:
開催年月	:
開催都市	:
開催国	:
キーワード	:	SEAMATE-II; 仕様・性能; 急速加熱; 線量分布; PWR-LOCA; 絶縁材料; 伸び; 同時法; 逐次法; 劣化の比較

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登録番号 : A19800390
抄録集掲載番号 :
論文投稿番号 : 5886

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