検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

核分裂片照射による酸化トリウム燃料核の格子定数変化

Lattice parameter change in ThO$$_{2}$$ fuel kernels irradiated by fission fragments

鈴木 建次; 赤堀 光雄; 柴 是行

not registered; Akabori, Mitsuo; Shiba, Koreyuki

Al-U合金箔から反跳した核分裂片でThO$$_{2}$$燃料核を照射するために、ゾル・ゲル法により製造した結晶粒径の異なるThO$$_{2}$$燃料核の半球状研磨面に合金箔を密着した状態でJRR-4において熱中性子照射した。マイクロX線回析装置を用いて照射前後及び等時焼鈍における試料の格子定数を測定した。核分裂照射量の増加に伴っていずれの試料とも格子定数の変化率は約1$$times$$10$$^{1}$$$$^{5}$$核分裂片・cm$$^{-}$$$$^{3}$$近傍から直線的に増加し、約1$$times$$10$$^{1}$$$$^{6}$$核分裂片・cm$$^{-}$$$$^{3}$$以上で飽和する。これらの傾向は極大値を有する二酸化ウランペレットよりむしろウランとトリウムの混合酸化物(Th$$_{0}$$$$_{.}$$$$_{9}$$$$_{3}$$7U$$_{0}$$$$_{.}$$$$_{0}$$$$_{6}$$$$_{3}$$O$$_{2}$$)と同じである。結晶粒径の小さい試料における飽和値と変化率曲線の勾配は結晶粒径の大きい試料よりも小さい。試料の格子定数は何れも焼鈍温度の増加に伴って減少し、その変化量は約400$$^{circ}$$Cから大きくなる。結晶粒径の小さい試料は約600$$^{circ}$$Cで完全に回復するけれども結晶粒径の大きい試料は最高加熱温度の1100$$^{circ}$$Cでも完全な回復は認められなかった。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.