検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Preparation and properties of drug-protein delivery composites by radiation after melt-pressing

加圧-加熱溶融ののち放射線処理した徐放性薬物-タンパク質複合体の試作とその特性

浅野 雅春; 吉田 勝; 嘉悦 勲

Asano, Masaharu; not registered; Kaetsu, Isao

薬物-タンパク質粉末混合物を100kg/cm$$^{2}$$の圧力下で加熱溶融ののち放射線照射によって橋かけ構造をもつ複合体を試作した。ペプシン酵素を含む緩衝液(pH1.8)を用いて$$gamma$$-グロブリン複合体を消化(分解)させながら、その複合体からのテストステロンの放出特性を調べたところ、試験開始後8日目での薬物の累積放出量は加圧-加熱溶融複合体系が約90%であるのに対し、照射複合体のそれは約67%であった。したがって、薬物の放出は酵素消化系の場合、放射線照射によって抑制される傾向を示すことが分った。また、照射した担体のペプシン消化はタンパク質の種類および起原によって著しく異った。すなわち、照射によって消化が加速される担体、逆に消化が抑制される担体さらに消化が照射に影響されない担体を見出した。これらの複合体からのテストステロンの放出は上述した担体の消化性とよく対応することがわかった。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

パーセンタイル:40.88

分野:Polymer Science

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.