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下水汚泥のコンポスト化に伴う抽出液組成の変化

Change of components in water extract from sewage sludge in composting

橋本 昭司; 渡辺 博正; 西村 浩一; 川上 和市郎

not registered; not registered; not registered; Kawakami, Waichiro

発酵温度、通気性改良機の種類および添加量などの条件を変化させて下水汚泥の発酵をおこない、得られた試料の温水抽出液の液体クロマトグラフィーにより発酵期間に対する分離ピークの変化を調べ、どのようなパラメーターがコンポスト化の度合を有効に表現し得るかについて検討した。その結果、発酵時間の経過と共に抽出液中の低分子有機成分濃度は零に近づき、一方、分子量6000付近の成分濃度は増加し、一定値に近づくこと、抽出液中の低分子成分が与えるピーク値の分子量6000付近の成分が与えるピーク値に対する比をピーク比とすると、ピーク比は炭素変換率の上昇と共に減少し、炭素変換率が30%をこえると、ほとんど零となること、ピーク化はコンポスト比の度合を表現するパラメーターとして有効であることなどを明らかにした。

no abstracts in English

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