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A Technique for observing the cross sectional damage profiles in He-ion irradiated 316 stainless steel by transmission

ヘリウム・イオン照射した316ステンレス鋼の損傷の深さ分布を透過電子顕微鏡による観察技術の開発

浜田 省三; 田中 三雄; 白石 健介

Hamada, S.; not registered; Shiraishi, K.

核融合炉材料の照射損傷の研究において、イオン照射実験は非常に有効であるが、イオン照射によって材料中に生成する損傷が試料表面からの距離によって非常に異なったものになることに注意を要する。ステンレス鋼について、イオン照射後熱処理することなく、イオン照射によって生じた損傷組織の深さによる変化の様子を透過電子顕微鏡によって直接観察する実験技術を開発したので、実験技術の詳細について報告する。この実験技術を応用して、ステンレス鋼に1MeVのヘリウムイオンを照射した試料で損傷組織を試料表面からの深さの関数として観察した。この観察では、損傷組織は原子のはじき出しによるものと注入したヘリウムによるものとが分離でき、それぞれの分布はZieglenのイオン阻子能を用いた計算の結果とよい一致をすることが認められた。

no abstracts in English

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パーセンタイル:91.1

分野:Materials Science, Multidisciplinary

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