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多目的高温ガス実験炉の炉床部黒鉛ブロック間に生じるすき間に関する試験

Experiments on graphite block gaps in bottom-core structure of experimental very high-temperature gas-cooled reactor

菊地 賢司; 二川 正敏  ; 滝塚 貴和; 蕪木 英雄; 佐野川 好母

not registered; not registered; Takizuka, Takakazu; not registered; Sanokawa, Konomo

多目的高温ガス実験炉の炉床部では、漏れ流量を減少させるため、炉心周囲からの拘束力により黒鉛ブロックを締め付けてブロック間すき間を狭くしたり、すき間にシール要素を置いている。そこで、1/2.75スケールの炉床部構造の試験体を製作して、ブロック間のすき間や相対段差と炉心拘束力の関係、試験体傾斜角と炉心拘束力の関係、シール要素の漏れ流れ特性を調べた。その結果、以下のことが明らかになった。(1)炉心拘束力は、高温プレナムブロック間のすき間を減少させるのにかなり効果があるが、高温プレナムブロックと固定反射体間のすき間に対してはほとんど影響がなかった。(2)高温プレナムブロックや固定反射体間に水平に設置された黒鉛シール要素は、流路のすき間流れを約1/3に減少させた。

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