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融解ビスマス-融解塩系における諸元素の挙動,(??); 融解ビスマス-LiCl-KCl共融混合物系における銅の挙動

Studies on the behavior of several elements in the fused Bismuth-fused salts system, (??); On the behavior of copper in the fused bismuth-fused LiCl-KCl (eutectic) system

山岸 滋; 亀本 雄一郎*

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先に、著者らは融解ビスマスと融解塩(LiCl-KCl共融混合物)系におけるMg、Sr、Sc、La、Gd、Cr、Mo、W、Mn、Tc、Fe、Co、Pt、Cu、Ag、Zn、Cd、In、Sn、Sb、Te、Poなどの元素の分配について報告した。しかし、その報告においては、個々の元素の状態、抽出ならびに分配の機構については深い検討をしていない。高温における融解塩や融解ビスマス中の踏元素の状態については、いくつかの興味ある報告がなされている。例えば、LiCl-KClに溶かしたNiCl$$_{2}$$は360°~550$$^{circ}$$Cにわたって2つのlight absorbing speciesをもち、それらは温度により一方が増加すれば他方が減少するという報告、(MgCl$$_{2}$$-Nacl-KCl)-(Mg-Bi)系において合金相から塩相に抽出されたSmは2価のものであり、またZrも2価のものであるという報告、Bi-BiCl$$_{3}$$系において液体ビスマス相に溶けたBiCl$$_{3}$$のcryoscopic numberは3であるという報告などに見られるように、原子価の状態、化合物の解離の状態、錯体の生成などの面で常温では見られない種々の現象が報告されている。このような高温での状態についてはまだ未知のことが多く、これらについて充分検討することが重要である。そこで今回は、前報の研究において平衡に達した時の塩相、およびビスマス相中の濃度が比較的近い(すなわち、平衡時の分配比が1に近い)値を示した元素である銅を対象とし、融解ビスマス中から融解塩中へ、またはその逆の方向に銅の抽出される機構、および抽出された銅の状態、挙動について研究したので、以下に報告する。

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