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放射線によるエチレンとアルコールのテロメリゼーションと重合反応

$$gamma$$-radiation induced telomerization and polymerization of ethylene in alcohols

町 末男; 吉瀬 靖一*; 鍵谷 勤*

Machi, Sueo; not registered; not registered

放射線によるエチレソとメタノールとのテロリゼーションおよび重合反応を反応温度40~170$$^{circ}$$C、反応圧力100~400kg/cm$$^{3}$$、線量率6.3$$times$$10$$^{4}$$~3.0$$times$$10$$^{5}$$rad/hr、回分式反応器で行ない、収量、テロマーとポリマーの比率などにおよぼす反応条件の影響を調べた。主反応生成物のうち、テロマーは1級のO-Hを有する奇数の炭素原子からなる長鎖アルコールの混合物で、平均重合度が1O~30のグリースないしワックス状のものであった。ポリマーも1級のO-H基を有する固体である。反応速度は初期圧力の1乗、線量率の0.6乗に比例する。全反応の見掛けの活性化エネルギーは4kcal/molであった。テロマーの生成比率は反応温度が上昇すると急速に増加し、170$$^{circ}$$C、400kg/cm$$^{2}$$では90%に達する。さらに、メタノールの代りにn-ブタノール、i-プロパノールをテロ-ゲンとして用いた場合についても調べた。n-ブタノールを用いたとぎは第ニアルコール、i-プロパノールを用いたときは第三アルコールがそれぞれテロマーの主成分である。メタノールよりの開始反応速度はエチレソからのそれより大きく、約10倍である。n-ブタノール、i-プロパノールよりのそれは同程度で、メタノールのそれよりもさらに大きい。これらの結果から、いずれの場合も開始反応はほとんどアルコールから起こっていると推論した。

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