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安全設計の合理性評価用データベースの開発,1

Development of data base for rational evaluation of safety design, 1

小松 一郎*; 太田 修一*

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原子炉プラントの安全設計の合理性を評価,判断する上で,確立論的リスク評価(PRA:Probabilistic RiskAssessment)は極めて有効な手段であり,特に経済上の有効性の検討を含めたPRAの手法に基づくコスト-利益解析を実施することが有効である。 ここでは,PRA手法に基づく合理的な安全設計基準の策定に当たり,必要とされる原子炉プラントの経済性評価用データベースについて調査,検討を行い,システム価値評価用コードの概念を検討した。 まず,高速増殖炉(FBR)の経済性評価に関する公開文献の調査を行った。調査は,1FBRの経済性評価の現状,2経済性データベース,3経済性評価の手法に分類して行った。経済性評価研究に関しては,FBRの大型炉,小型炉(モジュラー型)を対象とした相互評価のための研究に関しては,FBRの大型炉,小型炉(モジュラー型)を対象とした相互評価のための研究を主として,比較的文献はあるものの,経済性データベースおよび評価手法に関しては情報は少なく,データベースとしてはUSDOEで開発しているEEDB(EnergyEconomicDataBase),計算コードとしてはCONCEPT-5についての情報が調査の主体となった。 次に,EEDBおよびCONCEPT-5コードの情報を基にして,PRA手法に基づく安全設計の合理性評価用データベースSEDB(SafettEvaluationDataBase)および評価コードの概念を検討した。 EEDBは,詳細な経済性データベースであり,プラントシステムの構成を9桁の数(digitsofaccount)で分類し階層化している。SEDBでは,システム構成を5桁程度の分類にとどめているが,分類の最端の要素に対し,対応するEEDBのデータの他,物量データ或は技術仕様に相当するデータを経済性指標として付加して,データベースを構成した。 SEDBを用いる評価コードについては,基準プラントに関する仕様,経済性の測度が与えられているものとして,仕様の変更による物量,寸法などの変動を入力として経済性の測度の変動割合を予測する機能をもつものとし,コードシステム概念の検討を行った。この機能はCONCEPT-5コードにはない。本評価コードにおける経済性の測度では,建設期間に関わる時間依存の評価(非常に影響が大きいと言われる),間接

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