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活断層の調査手法に関するデータ収集

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米田 茂夫*

Yoneda, Shigeo*

本調査は、断層活動の場の移動を検討するために必要な活断層の諸性質のうち、活動年代と変位量に関する調査の進め方と、調査手法の適用条件、信頼性、精度などの整理、及び調査手法の最適な組み合わせを、文献調査により検討したものである。また、事例調査として水域での音波探査を実施し、その適用性についても検討した。文献調査では、1980年以降に発表された1120編の活断層関連の文献から、調査研究に関わりが深い500編を抽出し、調査手法に関連した内容について整理すると共に、文献要旨を作成した。また、文献要旨については、データベースを作成した。事例研究では、対象海域を大阪湾の神戸沖に設定して、海上音波探査及びピストンコアリングを実施し、放射性炭素年代測定及び火山灰分析を行った。調査の結果では、各調査手法は、活断層調査で重要な活動性の評価を行う上で、かなり有効な手法であるといえる。以上の結果を踏まえ、活断層の調査手法として、文献調査、地形調査、地表地質調査、物理探査、地化学調査、地殻変動調査、ボーリング調査(孔内検層を含む)、ピストンコアリング、トレンチ調査、室内試験を選定し、活断層調査のフローチャートを作成した。また、各調査法についても調査の流れを示した。

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