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ヘリコプターを用いた空中物理探査

Air-borne geophysical prospecting using Helicopter

小野 傳*; 奥野 孝晴*; 安藤 茂*; 池田 和隆*; 佐藤 徹*; 黒浜 忠一*

Ono, Tsuto*; Okuno, Takaharu*; Ando, Shigeru*; Ikeda, Kazutaka*; Sato, Toru*; Kurohama, Tadaichi*

本探査はヘリコプターを用いた空中物理探査において、最適なデータを取得する条件を確認することを目的に実施した。岐阜県東濃地域の4km sup2の地区を対象に、空中磁気探査法、空中電磁探査法、空中VLF探査方について、飛行方向(直交する2方向)、飛行高度(3高度)、飛行測線間隔(3種)を変えて測定およびデータ処理を行った。また、空中自然放射線探査法についても、飛行高度対地100m、3種の飛行測線間隔にて測定およびデータ処理を行った。それらのデータの処理結果と地区の地質状況を対比して、最適な飛行条件を検討した。本探査の結果、空中磁気探査法、空中電磁探査法、空中VLF探査法については、ヘリコプター飛行高度90m以下、飛行測線間隔100mでのデータ取得が最適であること、また、空中自然放射線探査法については、高度100m、測線間隔100mでのデータ取得が最適であることを確認した。飛行方法については、直交する2方向でいずれの探査法においても、結果に著しい差違はなく、方向依存性は大きくないと判断された。なお、空中電磁探査法への高圧送電線による影響は、その位置から約400m離れれば、影響を回避できることが確かめられた。

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