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航空写真等による水理地質構造の解析

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動力炉核燃料開発事業団*; アジア航測*

not registered; Asia Air Survey*

東濃鉱山を中心とした月吉鉱床を対象としたナチュラルアナログ研究の一環として、東濃地域に位置する月吉鉱床周辺の水理機構に係わる調査を行った。また、既存文献の検討の結果、斜面水文学に関する文献、山岳トンネルに関連する文献等が山地・丘陵地における水理機構の解明に有益であることが判明し、これらの資料を基礎として調査をすすめた。調査は 1)リニアメント解析 2)植生判読 3)水文的地形特性の判読 4)気象特性の概況 5)水文地質特性の概況及び、6)今後の水文観測調査予定範囲の選定に関して行った。1)に関してはランドサット画像を用いリニアメント判読を行い、地下水の流動を制約する断裂系の存在を明らかにするとともに、リニアメントの密度、方向、長さ、活断層等の分布状況の地域差に着目することにより調査区域が4つのブロックに分割されることを見いだした。2)に関しては、航空写真の判読により樹種区分および、土地利用区分を行い、調査区域に於ける表層地質の相違によって植生配分の違いが存在することを判明させ、調査地域の水理地質特性の一端を推察した。3)に関しては、接峰面図、断彩図、水系図を作製し、地形を概観した結果、地下水の動水勾配が大きくなる急峻な地形は、一部にみられるものの、全般的には丘陵状地形を呈する低起伏地域であり、山地部に比し地下水流動が微小であることが推察された。また、地形特性から岩盤の相対的な透水性、風化度等が推測され、既存の地質図では同一地質とされる地層においても、水理地質的には異質である事を見いだした。4)に関しては、対象地域の近辺に置かれた気象庁のアメダスによるデータを収集し、調査地域の気象特性を推察した。その結果、調査地域の平年的降水量は1500$$sim$$1700mm/year程度であり、その結果、深層地下水のかん養源や河川水として地域外へ流出する量は900$$sim$$1200mm/year程度であることが推定された。5)に関しては、現地での流量測定の結果と地質、地形状況に関して解析を行った。その結果、透水性、貯留機構等を左右する岩層、水理地質構造等地質条件と地下水の動水勾配を与える地

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