検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

炭化硼素ペレットとSUS316ステンレス鋼の炉外での両立性

None

三浦 信; 大森 拓郎; 小幡 真一; 伊藤 正彦*; 田中 康正

Miura, Makoto; Omori, Takuro; not registered; not registered; Tanaka, Yasumasa

炭化ホウ素とステンレス鋼の両立性は,低温では良好であるが,高温になると化学的相互作用を起こし反応層を形成して脆くなると言われている。本試験では,化学反応性に影響を与える因子として温度,時間および炭化ホウ素の組成をパラメーターとして炉外試験を行なったのち,SUS316鋼に対して光学顕微鏡観察,硬度測定,XMAによる測定などを行ない,反応度のちがいにちいて評価した。試験結果についてまとめてみると以下の様になる。(1) 650$$^{circ}C$$以下では反応層は形成されない。750$$^{circ}C$$では反応はわずかであるが850$$^{circ}C$$以上になると激しく反応し,表面にCrを含むFe2B層を形成する。(2) 反応速度は炭化ホウ素の組成のちがいによって異なり,B/C値が化学量論(B/C=4.0)からはずれた場合に大きくなる。(3) 炭化ホウ素とステンレス鋼被覆管が反応して,外径の膨れとなって現われる。(4) 加熱による炭化ホウ素ペレットの割れ,欠け,膨れは見られない。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.