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ZnS(Ag)増感オートラジオグラフ法によるアルファ放射性粒子の粒子径測定

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斉藤 節子*; 小泉 勝三; 大高 正*

Saito, Setsuko*; Koizumi, Katsuzo; not registered

$$alpha$$放射性粉塵の粒子径測定法として,ZnS(Ag)増感オートラジオグラフ法を取り上げ,この方法を日常の放射線管理に,より使い良いものとするため,曝射用カメラの製作と蛍光膜の特性試験を行なった。その結果,遮光構造を持つ曝射用カメラを使用することによって,全く暗室を必要としないで,オートラジオグラフを得ることが出来るようになった。また,オートラジオグラフに用いる蛍光膜としては,蛍光体に添加する樹脂成分は10w/o前後のものが,また,蛍光体の塗布厚さは10mg/cm2前後のものが実用性の点で良いことがわかった。さらに,蛍光体の平均粒子径が20$$mu$$m,樹脂添加率が7.4w/o,塗布厚さが13.2mg/cm2の蛍光膜について,$$alpha$$線の曝射量とオートラジオグラフのスポット径の関係を校正した結果,$$alpha$$崩壊数が100(disintegrations)の時に得られるオートラジオグラフのスポット径は0.42mmで,従来用いられて来た蛍光膜より高い感度を持つことがわかった。

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