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TRU廃棄物処分に関する知見と今後の方策

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佐々木 憲明; 塚根 健一*; 出光 一哉*; 大井 貴夫* ; 富永 節夫*

Sasaki, Noriaki; Tsukane, Kenichi*; Idemitsu, Kazuya*; not registered; not registered

本報告書は,TRU廃棄物について現在までに得られている知見を整理し,今後のTRU廃棄物処分技術開発に反映させることを目的としたものである。 TRU廃棄物処分の考え方については,我国において参考になると考えられるスイスのNAGRAレポートの重要な部分を書き出し,また処分シスムについては,委託研究の主要な部分を書き出しまとめたものである。 TRU廃棄物については,放射能濃度範囲が広いのでこれをいくつかのグループに区分し,それぞれの区分値に応じた処分方法を検討することが合理的であると考えられる。そこで動燃内の各施設より発生する廃棄物量を$$alpha$$濃度により区分してみた。その結果,最大$$alpha$$濃度が102$$sim$$103nCi/gのアスファルト固化体の発生量が大きいことがわかった。これと「低レベル放射性廃棄物の陸地処分の安全規制に関する基準値について」(昭和61年12月)に示された浅地層処分できる$$alpha$$濃度30nCi/gを考慮し,1$$<$$30nCi/g,230$$sim$$103nCi/g,3$$>$$103nCi/gに区分できると考えられる。また発生量の大きいアスファルト固化体について摂取毒性等,現在までに得られている知見を整理した。最後にこれらの知見を踏まえ,今後の研究開発項目の検討を行った。

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