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低レベル放射性濃縮廃液中の$$^{14}$$C及び$$^{129}$$I同時分離回収法の開発

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近藤 利幸; 木村 之彦*; 大蓑 英明*; 和地 勇

Kondo, Toshiyuki; not registered; not registered; not registered

低レベル放射性濃縮廃液中の$$^{14}$$Cと$$^{129}$$Iは、酸性化および加熱することで分解し気化する特性を利用し、ガスとして同時に分離、回収する方法を開発した。$$^{14}$$Cは濃縮廃液形態(MAW、LAW)に関係なくHNO$$_{3}$$で酸性にするだけで気化できる。$$^{129}$$Iに関しては、MAWは廃液中にNaNO$$_{2}$$を含んでいるためIO$$^{-}_{3}$$が存在していてもI$$^{-}$$に還元できることから、HNO$$^{3}$$による酸化でI$$_{2}$$に変換して気化させることができる。しかし、LAWはNaNO$$_{2}$$を含まないのでIO$$^{-}_{3}$$がI$$^{-}$$への反応が進まないことからNaNO$$_{2}$$を添加することでI$$_{2}$$として気化させることができる。更に気化効率を向上させるためには、加熱することが必要となる。両核種の回収は、測定上の問題から、$$^{129}$$Iを1段目の吸収管(Na$$_{2}$$SO$$^{3}$$)に回収し、$$^{14}$$Cを2段目の吸収管(NaOH)に回収する方法、条件を同時分離回収試験により見出した。また、濃縮廃液中のヨウ素の形態を把握するため、pH領域とNaNO$$_{2}$$存在下の酸化還元電位を測定しI$$^{-}$$、IO$$^{-}_{3}$$の関係を明らかにした。

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