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集合体内出力分布計算システムの整備

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角田 弘和*; 薮田 尚宏*; 畠山 弘美*

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高線出力化・高燃焼度化を図った高度化炉心では、燃料寿命評価・熱設計(流量配分)の観点からピーキング係数等の出力特性や燃焼履歴を精度良く評価することが必要である。そのために、MOSESコードの後プログラムとして着目集合体内のピン出力分布の計算機能をMOSESを用いて解析システムに追加した。まず着目集合体および周辺集合体の中性子束と発熱断面積より着目集合体内のピン出力分布を計算する方法を検討した。集合体内6点およびその周辺の中性子束を含めて3次多項式に当てはめることにより、簡易法としては許容できる精度で集合体当たり96メッシュの基準解を再現できることを確認した。本手法を用いて着目集合体内の出力分布および最大線出力を計算する簡易出力分布評価プログラムを作成し、併せて本プログラムを実行するに必要な情報を取り出せるようにMOSESコードを整備した。改修したMOSESおよび簡易出力分布評価プログラムの機能を確認するためにテスト計算を行った。その結果、MOSES内の計算結果と本プログラムの結果とは概してよく一致した。ただし、遮蔽体に隣接する集合体のように、集合体内中性子束の勾配が大きい位置では、本プログラムの方が高めのFxyを計算することを確認した。

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