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原子力施設における放射線作業管理

Radiological work control at nuclear facilities

安藤 秀樹; 人見 順一

Ando, Hideki; not registered

いかなる放射線作業においても,経済的及び社会的要因を考慮のうえ,放射線被ばくは,合理的に達成できる限り低く保たれなくてはならない(ALARA)。この目的を達成するためには,以下が重要である。1.基本的な要求事項と管理要素(1)全ての作業からの個人職業被ばくは,線量限度を超えてはならない。(2)作業の集団総実効線量当量は,最小化されなければならない。(3)作業の管理レベルは,被ばくの量に応じたものでなければならない。(4)放射線作業管理のための実務的な手順書が作成されていなければならない。(5)放射線防護を管理する組織ができていなければならない。2.現場組織と責任(1)放射線管理者は,他のライン管理者から独立性を維持していなければならない。(2)全体の責任は,施設管理者にある。(3)作業活動の適切な計画及び管理を保証する責任は,ライン管理者にある。(4)放射線防護管理者の責任は,次のとおりである。・施設管理者に専門的な放射線防護アドバイスを提供する。・ライン管理者の放射線作業計画立案を助ける。・放射線防護手順のあらゆる面の承認及び見直しを行う。・放射線防護サービスを提供する。3.放射線被ばくの低減(1)外部被ばく 線源の除去,放射線の衰退,汚染の除去,専用治具の使用,被ばくの時間の短縮(2)内部被ばく 汚染の除去,換気,閉じ込め,放射線の衰退,専用防護衣及び呼吸器の使用,被ばく時間の短縮

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