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ガス炉のプラント概念に関する研究(研究報告)

Study on plant concept for Gas Cooled Fast Reactor

森部 剛志; 池田 博嗣; 此村 守

Moribe, Takeshi; Ikeda, Hirotsugu; Konomura, Mamoru

FBRサイクルの実用化戦略調査研究では、多様な冷却材(ナトリウム、重金属、ガス、水等)、燃料形態(MOX、金属、窒化物等)及び出力規模等からなる技術選択肢を摘出・整理し、軽水炉に比肩する経済性を有する実用化時代の高速増殖炉プラント概念を検討している。被覆粒子燃料ヘリウムガス冷却炉は、平成15年度最終時点の建設単価が基準値を7%程度上回る結果となっており、建設単価低減策を検討する必要があった。そこで、平成16年度プラント検討では、これまで検討してきた電気出力1124MWeヘリウムガス炉プラントに対し、電気出力をナトリウム冷却大型炉と同様の1500MWeまで増大できると仮定して、経済性効果の程度を推定することを目的に予備的な検討(コスト出力依存性の概略評価)を行った。検討の結果、電気出力を1500MWeまで増大させたプラントは、1124MWeプラントに対する建設単価比で0.93となり、炉心燃料設計、安全設計、プラント成立性等の技術的課題は評価していないという条件付きではあるが、1500MWeに出力を増大させることにより建設単価が7%程度低減される可能性を示す結果を得た。

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