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$$^{4}$$He-D核反応による$$gamma$$線の測定と燃焼プラズマ診断への応用

Measurement of $$gamma$$-ray by $$^{4}$$He(d,$$gamma$$)reaction and its application for burning plasma diagnostics

久保田 直義; 落合 謙太郎; 谷池 晃*; 北村 晃*

Kubota, Naoyoshi; Ochiai, Kentaro; Taniike, Akira*; Kitamura, Akira*

D-T燃焼プラズマ中で生成したアルファー粒子のエネルギーと粒子密度を測定する手法の構築のために、$$^{4}$$He-D核反応による即発$$gamma$$線測定の利用を実験的に検討している。現在までタンデム加速器による2$$sim$$5MeVのアルファー粒子ビームを使った$$^{4}$$He-D核反応による$$gamma$$線放出スペクトルとその放出率の基礎データ測定を実施している。神戸大学タンデムペレトロン型加速器(5SDH-2)で2から5MeVまでのアルファー粒子ビームを最大0.5$$mu$$Aで重水素化ポリエチレンに照射し、$$gamma$$線測定用ゲルマニウム半導体検出器(HpGe,検出効率25%)によって放出粒子のエネルギースペクトルを測定した。またバックグラウンドによる$$gamma$$線を極力低減するため、$$gamma$$線検出器の側面に10cm厚の鉛ブロックを配置した。関心領域である$$^{4}$$He+D$$rightarrow$$$$gamma$$+$$^{6}$$Liによる即発$$gamma$$線(2.186MeV)に相当するピークを検出したが、他の即発$$gamma$$線スペクトルとの弁別が厳しく、今後$$gamma$$線遮蔽のさらなる考慮が必要である。また、3.1MeVに$$^{12}$$C(d,p$$gamma$$)による$$gamma$$線と考えられる光電ピークが測定されている。これは高エネルギーアルファー粒子によるノックオン重水素原子がポリエチレン中の炭素に衝突して生成されたものと考えられる。

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