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現場透水試験結果の解析における時間微分項算定手法の比較

Comparison of schemes for derivative on analyzing a data set of in-situ hydraulic test

竹内 真司; 進士 喜英*; 廣田 雅彦*

Takeuchi, Shinji; Shinshi, Yoshihide*; Hirota, Masahiko*

揚水試験法など現場透水試験結果の解析において非定常試験データの時間項による微分値を用いた解析や評価技術があり、筆者らはその有用性に着目してきた。揚水試験結果の解析で、この手法はこれまでの解析手法にない以下の利点がみられる。例えば、(1)直線近似図解(Cooper-Jacob)法の直線区間の抽出精度が向上する,(2)標準曲線一致法では曲線形状の違いを増幅(顕在化)させることになりフィッティングが容易になる,(3)標準曲線との比較から、漏水など帯水層モデルの差異を明確にすることができ、帯水層場の診断(場の推定)に貢献する、などがあげられる。時間微分項は所定のグラフ軸上の曲線の接線勾配と定義されるが(横軸:時間軸,縦軸:測定値軸)、実際には散布データであるため、適切な方法で接線勾配を計算しなければならず、この作業が適切に実施できないと上述の利点を生かすことができない。そこで、既往の計算手法及びその改良さらには筆者らの提案した方法による時間微分項の算定結果を比較したところ、提案手法の優位性を確認したので報告する。

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