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イオンビーム育種によるストレス耐性品種シリーズの育成

Development of stress tolerant variety series in ornamentals by ion beam breeding

岡村 正愛*; 百瀬 眞幸*; 渡辺 さとみ*; 田中 淳; 長谷 純宏

Okamura, Masachika*; Momose, Masaki*; Watanabe, Satomi*; Tanaka, Atsushi; Hase, Yoshihiro

イオンビームによる突然変異を利用し、病害抵抗性に優れる,花持ちが良い,茎質が改善されるなど新しい形質を付与したカーネーション品種シリーズを育成している。新品種「ビームチェリー」は、新品種である「ビタル」の耐病性,花持ち,生産性を受け継ぎ、さらに暑い時期に茎が柔らかくなる点が改良され、花が丸弁化したものである。また、イオン照射により得られた花色のバリエーションである、赤,濃桃,桃,白桃バイカラー,白桃ストライプ,黄,丸弁,ナデシコ弁などについてDNA量や遺伝子の変化を調査した結果、黄色では、トランスポゾンdTdic1の葉や花での挙動が新品種と異なり、DNA量も約4%低下していたため、大規模な染色体変化が起きていると考えられた。これらの研究を通じて、イオンビーム育種が短期間に花色・花形などをシリーズ化するのに有効であること、また、ストレス耐性を付与・強化するのに有効であることが示された。

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