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水系におけるスチレン,クロロメチルスチレンのグラフト重合

Emulsion graft polymerization of styrene and chloromethylstyrene in aqueous media

岡田 健治; 瀬古 典明; 玉田 正男

Okada, Kenji; Seko, Noriaki; Tamada, Masao

イオン交換繊維の製造コストの低減化及び環境負荷の低減化を目的として、スチレン(St)又はクロロメチルスチレン(CMS)を水系でグラフト重合を行い、その合成条件の探索を行った。基材のポリエチレン被覆ポリプロピレン繊維に電子線を50$$sim$$100kGy照射後、反応温度40$$^{circ}$$Cにおいてモノマー溶液と接触させてエマルショングラフト重合を行った。モノマー濃度1%,界面活性剤の濃度を0.1$$sim$$5%としてグラフト重合を行った結果、3$$sim$$5%において界面活性剤の種類によらず1時間で100%程度のグラフト率(dg)が得られた。これは、これまでの有機溶媒を用いた系と比較して線量,モノマー使用量,反応時間を大幅に削減可能であることを示す。また、粒径アナライザーを用いて動的光散乱法により粒径測定を行った結果、界面活性剤濃度が高いものほど平均粒径が小さく、重合速度が速いことがわかった。

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