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Transmissible and nontransmissible mutations induced by irradiating ${it Arabidopsis thaliana}$ pollen with $$gamma$$-rays and carbon ions

シロイヌナズナ花粉への$$gamma$$線及びイオンビーム照射による変異の遺伝

内藤 健*; 草場 信*; 鹿園 直哉; 高野 敏弥*; 田中 淳; 谷坂 隆俊*; 西村 実*

Naito, Ken*; Kusaba, Makoto*; Shikazono, Naoya; Takano, Toshiya*; Tanaka, Atsushi; Tanisaka, Takatoshi*; Nishimura, Minoru*

放射線による突然変異の分子メカニズムを明らかにするため、シロイヌナズナの花粉に$$gamma$$線とイオンビームを照射し、それを交配することで後代における変異を追跡した。本実験系は、片親の花粉に照射することで、通常では致死になるような染色体異常も検出できる。分子マーカーを用いた欠失サイズの推定の結果、$$gamma$$線照射によるDNA変異の多くは2Mbにも及ぶ巨大な欠失であり、点様の突然変異は1割以下でしかなかった。このことは、$$gamma$$線は点様変異誘発が多いという従来の考え方とは異なる結果である。LETが大きい炭素イオンビームにおいても2Mb以上の巨大な欠失が多く観察されたが、そのうち幾つかは致死にならない染色体異常が観察され、$$gamma$$線とイオンビームの差異を示唆するものかも知れず、今後のさらなる検討が待たれる。

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パーセンタイル:88.01

分野:Genetics & Heredity

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