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パルス地場下X線回折によるCdCr$$_2$$O$$_4$$の磁化プラトー相の観測

An X-ray diffraction experiment of the magnetization plateau phase of CdCr$$_2$$O$$_4$$

稲見 俊哉; 大和田 謙二; 坪田 雅己; 松田 康弘*; 野尻 浩之*; 植田 浩明*

Inami, Toshiya; Owada, Kenji; Tsubota, Masami; Matsuda, Yasuhiro*; Nojiri, Hiroyuki*; Ueda, Hiroaki*

CdCr$$_2$$O$$_4$$はCr$$^{3+}$$がパイロクロア格子を組むフラストレーション系で、$$T_{rm N}$$=8K以下で磁場を印加すると、28T以上で磁化が一定となる磁化プラトー相が現れる。この磁化プラトー相の安定化には格子歪みがかかわっていることが推測されており、それを確認するために、われわれが最近開発したパルス磁場下X線回折法を用いた。実験はSPring-8のBL22XUを用い、二次元検出器を用いた写真法により、磁化プラトー相のBragg反射を見つけることに成功した。実験結果は磁化プラトー相の440反射が分裂しておらず一本のピークであることを示しており、よって、立方晶$$P4_132$$型の格子歪みが起こっていると推測できる。

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