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Local structure of relaxor Pb(In$$_{0.5}$$Nb$$_{0.5}$$)O$$_3$$ ferroelectrics

Pb(In$$_{0.5}$$Nb$$_{0.5}$$)O$$_3$$の局所構造解析

米田 安宏   ; 鈴谷 賢太郎; 水木 純一郎; 小原 真司*

Yoneda, Yasuhiro; Suzuya, Kentaro; Mizuki, Junichiro; Kohara, Shinji*

鉛系ペロブスカイトPb(In$$_{0.5}$$Nb$$_{0.5}$$)O$$_3$$は、結晶作製後のポストアニールによって反強誘電性やリラクサー性を示し、その巨大な誘電率と大きな電気機械結合係数を利用したデバイスの作製が試みられている。一方で、リラクサー状態では結晶構造が強誘電性を許されないCubic構造であるため、強誘電性発現機構が未だ解明されていない。われわれはこの物質の局所構造に注目し、高エネルギーX線回折を用いたPair-distribution function(PDF)解析によって、局所構造を調べた。その結果、リラクサー状態の平均構造はCubicであるが、局所構造では鉛が大きく変位しており、分極を発生していることがわかった。またこの鉛の変位はランダムであり、リラクサー特有のランダムフィールドも、この鉛の動きによって生じていることがわかった。

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分野:Physics, Applied

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