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単一原子の電気化学的研究に向けた電解セルの開発

Development of an electrochemistry apparatus for an atom-at-a-time chemistry

豊嶋 厚史; 笠松 良崇; 塚田 和明  ; 羽場 宏光*; 篠原 厚*; 永目 諭一郎 

Toyoshima, Atsushi; Kasamatsu, Yoshitaka; Tsukada, Kazuaki; Haba, Hiromitsu*; Shinohara, Atsushi*; Nagame, Yuichiro

本研究では、ノーベリウム(No)の酸化電位(No$$^{2+}$$$$rightarrow$$No$$^{3+}$$+e$$^{-}$$)の決定を目的とし、単一原子化学における電気化学分析法の方法論並びに実験装置の開発を行った。Noに酸化電位が近いと予想されるセリウム(Ce)の酸化反応(Ce$$^{3+}$$$$rightarrow$$Ce$$^{4+}$$+e$$^{-}$$)をトレーサーレベル(原子数10$$^{10}$$個)で調べ、実験手法を検討した。電解セルのカラム型作用電極を破砕型陽イオン交換体によって化学修飾し、作用電極上で酸化と同時に陽イオン交換分離を行うことのできる装置を開発した。Ceの挙動が既知である$$alpha$$-ヒドロキシイソ酪酸(HIB)溶液系において、$$^{139}$$Ceトレーサーのカラム型作用電極からの溶離挙動を調べた。約0.75V(Ag-AgCl参照電極)を境として、Ce$$^{3+}$$の溶離挙動からCe$$^{4+}$$のそれに急激に変化することがわかった。また、この電位は同じ溶液条件において電流測定で求めた0.001M Ceの酸化電位とほぼ同じであった。よって、トレーサースケールでのCeの酸化電位測定は成功したと考えられる。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

掲載資料名

 :

巻

 :

号

 :

ページ数

 :

発行年月

 :

発表会議名

 :

2006日本放射化学会年会・第50回放射化学討論会記念大会

開催年月

 :

2006/10

開催都市

 :

水戸

開催国

 :

日本

キーワード

 :

no keyword

特許データ

 :

PDF

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論文URL

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研究データの公開先DOI

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使用施設

 :

タンデム加速器  

広報プレスリリース

 :

論文解説記事
(成果普及情報誌)

 :

受委託・共同研究相手機関

 :

理化学研究所; 大阪大学

Access

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