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LaH$$_{x}$$の高圧化における構造変化

Structural transition of LaH$$_{x}$$ under high pressure

町田 晃彦; 大村 彩子*; 綿貫 徹; 青木 勝敏; 竹村 謙一*

Machida, Akihiko; Omura, Ayako*; Watanuki, Tetsu; Aoki, Katsutoshi; Takemura, Kenichi*

Y, Hoなどイオン半径の小さい希土類金属の3水素化物は金属格子がhexagonal格子を組んでおり、高圧化で金属格子がfcc格子に変化することがこれまでに確かめられている。一方でイオン半径の大きいLaなどの水素化物では金属格子はfcc格子である。これまでわれわれがLaH$$_x$$について行った研究では、21GPaまでは金属格子はfcc構造のままで構造相転移は観測されていない。そこで、本研究ではLaH$$_{x}$$の高圧下X線回折実験を行い、高圧構造を詳細に調べ、金属格子がfcc構造から変化するか確かめた。加圧をすると16GPaまでは回折パターンに大きな変化は観測されず、金属格子はfcc構造のままであることが確かめられた。しかしながらさらに加圧すると、徐々に200, 311反射が顕著にブロードになり、また220反射の低角側などに新たな回折ピークが出現する。このようにLaH$$_{x}$$は高圧力下で構造相転移を起こすことが示された。この構造相転移について議論する。

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