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Positron related analysis of $$^{13}$$N-nitrate in transgenic rice plant over-expressing nitrate transporter

硝酸イオントランスポーター遺伝子後発現イネにおける$$^{13}$$N標識硝酸イオン吸収能の解析

佐藤 大祐*; 森 真理*; 片山 寿人*; 北村 治滋*; 河合 敏彦*; 藤巻 秀; 鈴井 伸郎; 河地 有木; 石井 里美; 松橋 信平; 田中 俊憲*; 塚本 崇志*; 西澤 直子*; 森 正之*

Sato, Daisuke*; Mori, Mari*; Katayama, Hisato*; Kitamura, Harushige*; Kawai, Toshihiko*; Fujimaki, Shu; Suzui, Nobuo; Kawachi, Naoki; Ishii, Satomi; Matsuhashi, Shimpei; Tanaka, Toshinori*; Tsukamoto, Takashi*; Nishizawa, Naoko*; Mori, Masayuki*

窒素は作物生産で最も重要な元素であるが、水環境への汚染負荷原因物質として農地からの流出が問題となっており、農地への投入窒素量を低減しても高い生産性が維持できるイネの開発が急務となっている。この課題を解決するために、イネの硝酸吸収にかかわる硝酸イオントランスポーターを高発現させた形質転換イネを作出し、ポジトロン放出核種を用いた計測によりその特性の解析を行った。根で吸収された硝酸イオンを地上部へ輸送する能力について、野生株と硝酸イオントランスポーター高発現株とで比較したところ、硝酸イオントランスポーター高発現株では、単位時間あたり・単位根乾重量あたりの硝酸吸収量が野生株の1.6倍であることがわかった。また、PETISによる根から地上部への$$^{13}$$Nの移行計測でも同様の傾向が確認されていることから、硝酸イオントランスポーター高発現イネは野生株のイネに比べ、根を介した地上部への高い硝酸輸送能を持つことが明らかになった。

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