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イオンビームによる医学用放射性核種の製造,1; $$^{64}$$Cu, $$^{67}$$Cu

Production of radionuclides for nuclear medical applications, 1; $$^{64}$$Cu, $$^{67}$$Cu

渡邉 茂樹; 飯田 靖彦*; 片渕 竜也*; 渡辺 智; 花岡 宏史*; 石岡 典子; 松橋 信平; 遠藤 啓吾*

Watanabe, Shigeki; Iida, Yasuhiko*; Katabuchi, Tatsuya*; Watanabe, Satoshi; Hanaoka, Hirofumi*; Ishioka, Noriko; Matsuhashi, Shimpei; Endo, Keigo*

銅には多くの放射性同位体が存在し、それぞれが多様な特徴を持つことから、医学分野においてさまざまな利用法が期待されている。その中でも、$$^{64}$$Cuは(1)半減期が12.7hと現在利用されているPET薬剤に比べ長いことから、製薬企業などからの供給が可能になる。(2)壊変形式がEC+$$beta$$$$^{+}$$壊変(61%), $$beta$$$$^{-}$$壊変(39%)と多様であることから、PET診断・がん治療の両方への応用が可能である、などの観点から注目されている。また、$$^{67}$$Cuは$$beta$$$$^{-}$$線放出核種で、(1)平均エネルギーが0.18$$sim$$0.58MeV程度であり、5mm程度の小さな腫瘍の治療に適している。(2)半減期が長く(61.9h)、Cu-ATSMなどの銅標識薬剤が腫瘍に集積する時間と同程度で、長時間に渡り坑腫瘍効果が期待できることから、今後治療への応用が期待される核種である。今回、われわれは医学用新規放射性核種としての$$^{64}$$Cu, $$^{67}$$Cuに着目し、サイクロトロンによる$$^{64}$$Cu, $$^{67}$$Cuの製造と化学分離、及びターゲットの回収方法について検討を行ったので報告する。

no abstracts in English

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