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日本海における水塊構造と海水循環の解明

Seawater movement in the Japan Sea inferred from $$^{14}$$C measurement in seawater

乙坂 重嘉 ; 田中 孝幸; 外川 織彦 ; 天野 光; 荒巻 能史*

Otosaka, Shigeyoshi; Tanaka, Takayuki; Togawa, Orihiko; Amano, Hikaru; Aramaki, Takafumi*

環境動態研究グループでは、日本海の広域で海洋調査を展開してきた。溶存無機炭酸中の放射性炭素(DIC-14)は、同海域における海水流動のトレーサーとして有効であることから、一連の観測で約3,000におよぶ試料が採取され、これまでに2,500試料が、原子力機構青森研究開発センターが所有するAMS(加速器質量分析装置)によって測定された。本講演では、その成果の一つとして、日本海北部における深層水の特性と循環過程について報告する。日本海北部(間宮海峡付近)は同東部(ウラジオストク沖)と並んで、日本海の海氷形成域として知られている。一般に、海氷を起源とする低温・高密度な海水は深層へと潜り込みやすいため、海氷域はその海域の深層水を形成し、深層循環をコントロールすることが指摘されている。舟状の海底地形を持つ日本海北部海域の中央部分では、水深25mにおける海水中のDelta C-14値は、対馬暖流水起源と考えられる周辺地点での海水に比べて10‰程度しか低くないことから、アムール河を起源とする淡水の寄与は十分に小さく、少なくとも2001から2002年の冬季には、日本海北部では深層水は形成されていないことが示唆された。

Research Group for Environmental Science, JAEA has been carried out oceanographic observations in the Japan Sea. More than 3000 seawater samples for measurement of radiocarbon were collected during the observations. Radiocarbon in seawater samples was measured at AMS facility in JAEA Mutsu. In this presentation, circulation of water mass in the northern Japan Sea inferred from the radiocarbon measurement is discussed.

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