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生体高分子用中性子回折装置BIX-3, BIX-4による2007年度の研究成果

Current status on neutron diffraction studies of biomacromolecules using BIX-3 and BIX-4 in 2007

栗原 和男; 安達 基泰; 玉田 太郎; 大原 高志   ; 黒木 良太

Kurihara, Kazuo; Adachi, Motoyasu; Tamada, Taro; Ohara, Takashi; Kuroki, Ryota

生体高分子用中性子回折装置BIX-3, 4(原子力機構$$cdot$$JRR-3)を用い、タンパク質やDNAにおける水素・水和構造と機能の解明を進めている。2007年度は、タンパク質及び低分子に対し施設共用課題(3件),中性子利用技術移転推進プログラム課題(2件),独自研究課題(1件)の中性子回折データセットの収集に成功し、現在(2007年11月)、1件のデータセットを測定中である。独自研究課題では、ADP-リボースピロホスファターゼの中性子回折データを測定した。マクロシーディング手法を用い11mm$$^{3}$$もの大型結晶を育成し、2.1${AA}$分解能の回折データを取得に成功した。また、ヒト免疫不全ウイルスプロテアーゼを現在測定中である。大型結晶の育成は創晶により行われた。現在、2.3${AA}$分解能の回折データが得られており、本年中にデータセット取得を完了する予定である。これまでの回折実験結果から、結晶体積,単位胞体積及び回折分解能間の経験的関係をまとめた。この関係から、BIX-3, 4の中性子回折実験で、与えられた結晶サイズと格子定数に対して測定結果を予測することができる。

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