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高速増殖炉サイクル実用化に向けた原子力機構における取組

JAEA's action for commercializing the FBR cycle system

伊藤 和元

Ito, Kazumoto

1999年より電気事業者とともに実施してきた、高速増殖炉サイクルの実用化戦略調査研究(FS)フェーズIIを2006年3月に完了した。原子力機構は、FBRサイクル主概念の実用化に集中し、研究開発を加速するため、この研究開発を「高速増殖炉実用化研究開発」(Fast Reactor Cycle Technology Development、略称FaCT)とし、主概念にかかわるさまざまな革新的な技術の成立性を見極める研究開発に取組んでいる。さらに、文部科学省,経済産業省,電気事業者,製造事業者及び原子力機構による協議会により今後の高速増殖炉サイクル開発の進め方が検討され、高速増殖炉については明確な責任のもと効率的に開発を行う新たな体制が具体化している。世界に目を向けると、米国,仏国をはじめ、多くの国々が高速増殖炉サイクルの開発に積極的に取組んでおり、二国間協力やGNEP,GIFなどの多国間協力を通じて、原子力機構は高速増殖炉サイクル技術の国際標準化に向けて取り組んでいく。

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