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L-dopa投与後にイオンビームを照射された毛様体上皮におけるアポトーシス関連遺伝子

The Expression of apoptic gene after ion beam irradiation in the ciliary epithelium treated with L-dopa

明尾 潔*; 明尾 庸子*; 小川 晃*; 舟山 知夫; 小林 泰彦

Akeo, Kiyoshi*; Akeo, Yoko*; Ogawa, Akira*; Funayama, Tomoo; Kobayashi, Yasuhiko

メラニン前駆物質であるL-dopaはパーキンソン病の治療薬であり、弱視の治療にも試みられていた。われわれはこれまでにL-dopaはin vivoではラット硝子体中で一酸化窒素を発生し、毛様体血管を拡張することを証明し、さらに照射組織全体で電離を起こす$$gamma$$線が器官培養後の毛様体の破壊を抑え、bcl-2遺伝子誘導によるp53依存性アポトーシスを抑制することを報告した。今回イオンビームやL-dopaが、in vitroにおける器官培養毛様体ではどのように影響するかp53遺伝子とともに制御する側のbaxやbcl-2遺伝子の発現で検討した。豚眼からの毛様体に対して250$$mu$$M L-dopaを投与し、Ne, C, He, Hによるイオンビームを20Gy照射したものとしないものを培養液中に浸漬、4, 8時間後に固定,包埋,薄切の後に、bax, bcl-2, p53について免疫組織染色を行った。器官培養後、時間の経過に従ってp53遺伝子の増加が見られたが、L-dopaではアポトーシス関連遺伝子に大きな影響はなかった。しかし、p53遺伝子に対しては50MeV Heでは誘導,220MeV Cでは抑制,bax遺伝子に対してはHeでは抑制が認められた。

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