Half-life measurements of neutron-deficient isotopes using laser Compton scattering -rays at NewSUBARU
ニュースバルのレーザーコンプトン散乱線を用いた中性子寡少核の半減期測定
早川 岳人; 静間 俊行; 宮本 修治*; 天野 将*; 堀川 賢*; 林 由紀雄; 川瀬 啓悟; 神門 正城; 菊澤 信宏 ; 千葉 敏; 中西 康介*; 橋本 尚信*; 太田 岳史*; 望月 孝晏*; 梶野 敏貴*; 藤原 守
Hayakawa, Takehito; Shizuma, Toshiyuki; Miyamoto, Shuji*; Amano, Sho*; Horikawa, Ken*; Hayashi, Yukio; Kawase, Keigo; Kando, Masaki; Kikuzawa, Nobuhiro; Chiba, Satoshi; Nakanishi, Kosuke*; Hashimoto, Hisanobu*; Ota, Takeshi*; Mochizuki, Takayasu*; Kajino, Toshitaka*; Fujiwara, Mamoru
ニュースバルでは現在MeVエネルギー領域のレーザーコンプトン散乱線源が稼動している。レーザーと電子の散乱によって準単色な線が生成される。17MeVのレーザーコンプトン線を原子核に照射すると相互作用を起こし、中性子が放出され原子核は軽い同位体に変換される。生成された軽い同位体はアイソマーやベータ崩壊する基底状態を有している場合がある。このような原子核の半減期測定を行った。Re-184の基底状態の半減期測定では過去のデータより7%短い半減期が、Ho-164のアイソマーの半減期測定では過去のデータより3%短い結果が得られた。これらの結果は、レーザーコンプトン線によって選択的に生成した不安体同位体の半減期測定法を有効であることを示す。
no abstracts in English
- 登録番号 : BB20082287
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