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日本人ボクセルファントムによるCT診断時の線量評価システムの開発,2; 放射線輸送計算コードを用いたCT撮影における線量評価

Development of dose assessment system for CT examination with a Japanese voxel phantom, 2; Dose assessment of CT examination using a radiation transport calculation code

高橋 史明  ; 遠藤 章   ; 佐藤 薫   ; 長谷川 隆幸*; 勝沼 泰*; 小野 孝二*; 吉武 貴康*; 伴 信彦*; 甲斐 倫明*

Takahashi, Fumiaki; Endo, Akira; Sato, Kaoru; Hasegawa, Takayuki*; Katsunuma, Yasushi*; Ono, Koji*; Yoshitake, Takayasu*; Ban, Nobuhiko*; Kai, Michiaki*

現在、CT診断による被ばく線量の計算では、放射線輸送計算で解析した臓器線量を利用している。近年の計算機技術の発達は、種々のCT装置のX線管(線源)や人体をより適切にモデル化して、臓器線量を解析することを可能とした。開発中のCT診断時の線量評価システムWAZA-ARIでも、最近の放射線輸送計算技術を利用して臓器線量を解析する。その中で、従来用いられてきたMIRDファントムと、日本人の成人男性に基づくJMファントム(ボクセルファントム)を用いて、人体モデルの差異が臓器線量の解析へ与える影響を解析した。その結果、腹部領域のCT診断を模擬した条件について、2つのファントム間で線量が比較的よい一致を示した臓器が多くあった。一方、骨組織などでは、MIRDファントムでの形状や材質の簡略的なモデル化に起因する線量の差異が確認された。

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