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日本人ボクセルファントムによるCT診断時の線量評価システムの開発,1; 開発目的と全体計画

Development of dose assessment system for CT examination with a Japanese voxel phantom, 1; Aim of our development and its overall plan

甲斐 倫明*; 小野 孝二*; 長谷川 隆幸*; 勝沼 泰*; 吉武 貴康*; 伴 信彦*; 高橋 史明  ; 佐藤 薫   ; 遠藤 章   

Kai, Michiaki*; Ono, Koji*; Hasegawa, Takayuki*; Katsunuma, Yasushi*; Yoshitake, Takayasu*; Ban, Nobuhiko*; Takahashi, Fumiaki; Sato, Kaoru; Endo, Akira

我が国におけるCT診断は増加傾向にあり、放射線防護の観点から、患者の被ばく線量を組織的に把握するシステムが求められている。現在、医療関係者の間では、欧州のグループにより開発された線量計算プログラムImPACTが広く利用されている。このプログラムは、ソフトウェアExcelを利用して線量を評価するが、従来の欧米人の体格に基づく数学人体模型MIRDファントムで解析した臓器線量を基本データとしている。そこで、日本人の医用画像に基づく精密なボクセルファントムを用いて臓器線量を解析し、その結果を利用する線量評価システムを開発するための研究プロジェクトWAZA-ARIを開始した。本プロジェクトの研究は大きく、(1)臓器線量計算のためのモンテカルロ計算コード整備,(2)CT機種の特性を反映した情報の線量計算への導入,(3)臓器線量のデータテーブル化,(4)簡易計算webサイトの開発の4項目からなる。この研究で開発されるwebサイトは、臨床現場の適切な診断の遂行の他、我が国におけるCT診断による健康影響の推定に貢献することが期待される。

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