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降雨時の屋外環境中$$gamma$$線量率の上昇に関する後方流跡線解析

Backward trajectory analysis about rising $$gamma$$-ray dose rates in rain fall events

大倉 毅史; 大石 哲也; 森山 弘文; 宮河 直人

Okura, Takehisa; Oishi, Tetsuya; Moriyama, Hirobumi; Miyagawa, Naoto

原子力科学研究所において、各種法令等に基づいて測定されている環境中空間$$gamma$$線量率は、降雨に伴い、上昇する。これは、上空の塵に付着した放射性核種が降水過程において、地表付近まで輸送されることによることが知られている。空間$$gamma$$線量率の監視において、原子力施設での異常時などに、施設からの放出に伴う上昇か、降水による自然現象に伴うものかを判別することが求められる。降水の際の上昇の度合いは、必ずしも一定ではないため、その判断を困難にしている。本調査においては、後方流跡線を用いて、降雨とともに降下する自然放射性核種の起源を特定することにより、線量率上昇時における、異常の有無を判断するための材料を提供する。(1)積算降水量が同程度の場合は、大陸のセクターの属する時ほど、単位降水量あたりの上昇度が大きかった。(2)海域を通過している時間が長いほど、単位降水量あたりの上昇度が低かった。(3)地上1000m, 2000m, 3000mともに海洋セクターに分類される場合で上昇度が高い事例はなかった。以上より、降水時の$$gamma$$線量率上昇の度合いは、ラドン-222系列核種の輸送経路に大きく依存していることが明確に示された。

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