Development of focused laser plasma X-ray beam for radiobiological applications

放射線生物学応用研究に向けたレーザープラズマX線ビームの開発

錦野 将元; 佐藤 克俊*; 大島 慎介*; 長谷川 登; 石野 雅彦; 河内 哲哉; 岡野 泰彬*; 沼崎 穂高*; 手島 昭樹*; 西村 博明*

Nishikino, Masaharu; Sato, Katsutoshi*; Oshima, Shinsuke*; Hasegawa, Noboru; Ishino, Masahiko; Kawachi, Tetsuya; Okano, Yasuaki*; Numasaki, Hodaka*; Teshima, Teruki*; Nishimura, Hiroaki*

超高強度レーザーによる高輝度な超短パルス単色X線の開発とともに、超短パルス単色X線を利用した放射線生物学や医学分野への応用を目指している。レーザー駆動単色X線の特徴である単色性・空間コヒーレンス・短パルス性・高輝度を活かした応用として「レーザー駆動高輝度X線ビーム装置の開発」を行い、その装置を用いた「放射線生物学への展開」を目的とした研究を開始した。初期実験としてレーザープラズマX線照射によって癌細胞に発生するDNAの2本鎖切断やコロニー計測法による生存率の確認等の放射線影響を確認した。今後は、単一細胞照射可能な超短パルスレーザー駆動高輝度X線マイクロビーム装置の設計及び開発を行っていく予定である。

We have started to develop a laser plasma X-ray microbeam irradiation system, and demonstrated a preliminary study of the cell survival and -H2AX focus formation in the culture cells irradiated with laser-produced plasma X-ray.