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レーザー照射機能を有する外径1.1mmの光ファイバスコープの開発とその有用性

Development and usefulness of the optical fiberscope with a laser irradiation function of 1.1 mm of outer diameters

岡 潔; 関 健史*; 長縄 明大*; 千葉 敏雄*

Oka, Kiyoshi; Seki, Takeshi*; Naganawa, Akihiro*; Chiba, Toshio*

内視鏡下で行うレーザー治療術は、内視鏡とレーザーファイバを個別に操作し、対象にレーザーの照準を合わせる必要があるため、高い医療技術が求められる。そこでわれわれは、内視鏡映像の中心にレーザーファイバを配置して一体化させた外径1.1mmのレーザー照射機能付き光ファイバスコープを開発した。今回、in vivoによる豚腸管膜血管に対して空気中及び生理食塩水中下でレーザー光を照射し、照射部下流側に配置したレーザードップラ血流計のプローブにより照射前後の血流を計測した。また、照射箇所の様子を超高速度カメラで撮影した。その結果、10-40Wのレーザー光を血管に照射したところ、内視鏡映像の中心に血管を捉えながら血管径を十分に収縮させることができ、血流の減少及び停滞の様子も確認できた。さらに、超高速度カメラにより血管収縮の過程を捉えることに成功し、本ファイバの有用性が確認できた。なお、レーザー照射中に照射部近傍から黒い筋状の物質が血管中を流れる現象が認められた。

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