高輝度プラズマ軟X線レーザーの高繰り返し発生と物性研究への応用

Development of high-repetition soft-X-ray laser and its application in solid state physics

越智 義浩; 河内 哲哉; 長谷川 登; 錦野 将元; 田中 桃子; 大場 俊幸; 岸本 牧; 石野 雅彦; 今園 孝志; 海堀 岳史; 寺川 康太*; 末元 徹*; 富田 卓朗*; 山本 稔*; 出来 真斗*; 杉山 僚

Ochi, Yoshihiro; Kawachi, Tetsuya; Hasegawa, Noboru; Nishikino, Masaharu; Tanaka, Momoko; Oba, Toshiyuki; Kishimoto, Maki; Ishino, Masahiko; Imazono, Takashi; Kaihori, Takeshi; Terakawa, Kota*; Suemoto, Toru*; Tomita, Takuro*; Yamamoto, Minoru*; Deki, Manato*; Sugiyama, Akira

日本原子力研究開発機構・関西光科学研究所において、空間コヒーレンスの極めて高い軟X線レーザーの発生に成功している。この高品質軟X線レーザーの発生頻度の向上を目的とし、ジグザグスラブ型ガラス増幅器を主増幅部に採用した高繰り返しドライバーレーザーの開発を行い、0.1Hzでの軟X線レーザー発生に成功した。本装置はコヒーレント軟X線光源として、物性研究における固体表面プローブとして利用され、可視光プローブよりも高い分解能を有する計測装置の開発に成功した。講演では、光源に関する詳細を報告するとともに利用研究の現況についても紹介する。

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