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Last twenty years experiences with fast reactor in Japan

日本における過去20年間の高速炉の経験

伊藤 和元

Ito, Kazumoto

最近の20年間のナトリウム冷却高速炉開発の状況は大きく変化した。1980年代から1990年代の海外,1995年もんじゅ事故以降の日本、それぞれの社会において高速炉開発の社会環境は大変厳しく、一方、安全,信頼性,経済性の目標は高くなり、環境への要求も強くなった。このような状況の中、日本では高速増殖炉の実用化研究を進め、ナトリウム冷却型高速実用炉概念を研究し、高い目標や要求を達成できる見通しを得た(FaCTプロジェクト)。また、高速実験炉常陽,高速増殖原型炉もんじゅでは、国内外の人材の維持・育成に貢献した。そして現時点では、高い目標や要求を達成する高速炉サイクルシステム実用化への具体的項目の開発に着手している。もんじゅの試運転再開も近い状況にある。高速炉開発状況は好転しており、高速炉サイクルシステム実用化の研究開発がますます進展することを期待している。

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