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生分解性材料を用いたアニオン吸着材の合成

Development of biodegradable adsorbent for anion

保科 宏行; 笠井 昇; 瀬古 典明; 高橋 牧克*

Hoshina, Hiroyuki; Kasai, Noboru; Seko, Noriaki; Takahashi, Makikatsu*

カーボンニュートラルな植物由来のセルロース素材を基材に用いて、環境負荷の低減を図るため、放射線グラフト重合法により吸着材を合成する条件の最適化を図った。その結果、最適なグラフト重合条件は線量20kGy,リン酸モノマー濃度5%,反応温度40$$^{circ}$$C,反応時間1時間であり、従来のポリエチレン製不織布を基材に用いたグラフト重合条件と比較して、線量を10分の1、リン酸モノマー濃度を2分の1に低減できるだけでなく反応時間を8分の1に短縮可能となることから、セルロースを基材に用いることで、廃棄物低減による環境負荷の低減を図れるだけでなく、実用化に向けた材料の合成コスト低減が期待される。

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