検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

先進的ながん診断・治療を実現するRI-DDS開発研究

Development of RI-DDS for advanced cancer diagnosis and therapy

橋本 和幸

Hashimoto, Kazuyuki

放射性同位元素(RI)を用いたがんの内用放射線治療において、RI標識薬剤のがん集積性の向上及び非ターゲット臓器への集積の低減等、解決すべき課題も多く、甲状腺癌以外の固形癌の治療用放射性薬剤の開発は遅れている状況である。そこで、原子力機構と千代田テクノル,東京大学,京都大学,千葉大学及び群馬大学が連携体制を組み(平成20-22年度文部科学省原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ)、がんの治療と診断を可能にする放射性薬剤の開発研究を実施してきた。本稿では、がん治療に有用な$$beta$$線と体外からの画像化に適した$$gamma$$線を放出し、治療効果を高めるうえで、高比放射能での製造が可能なレニウム-186,188($$^{186,188}$$Re)及びルテチウム-177($$^{177}$$Lu)の大量製造法の開発、及びその利用研究として、RIの化学的特性に適した標識技術の開発、その標識化合物のがん集積性を高めるためのドラッグデリバリーシステムに関する研究開発及びその特性評価に関する研究で得られた成果の概要を紹介する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.