検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

イオンビーム照射による内生細菌変異株の諸性質

Property of the mutants of endophytic bacteria obtained by ion beam irradiation

相野 公孝*; 松浦 克成*; 佐藤 勝也; 鳴海 一成

Aino, Masataka*; Matsuura, Katsunari*; Sato, Katsuya; Narumi, Issei

生物農薬に含まれる${it Pseudomonas fluorescens}$ FPH9601(以下FPH)を対象に、イオンビーム突然変異育種の技術を用いて植物への定着や抗菌活性能力の増強が可能かどうかを検討した結果、トマト青枯病に対する発病抑制に対して効果の異なる変異株を得ることができた。そこで、得られた変異株のトマト植物体への内生能と抗菌活性能の変化を検定し、変異の特定を試みた。トマト根内部への定着数は、供試菌株がほぼ親株の定着数と比べて変化は認められなかった。供試菌株が内生したトマト根から産生される抗菌活性物質による阻止帯幅は、No.9株が8.7mmと親株の7.0mmを上回ったが、それ以外の菌株では0.8から4.0mmと親株よりも劣る傾向があった。しかし、トマト青枯病発病抑制効果と抗菌活性物質産生及び根内部定着量との関係は判然としなかった。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.